報土山 入報寺

[住所] 〒933-0112 富山県高岡市伏木古国府15-4
[TEL] 0766-44-1779 [FAX] 0766-44-1779
[住職名] 幸塚 憲昭
[宗派] 浄土真宗本願寺派

<沿革・歴史>

入報寺は今を去ること五百七~八十年の昔(応永~永享年間)寺伝によれば足利三代義満公の孫、入報房信廣を以て開基とし、天台宗の寺院として草庵を結んだことに始まる。その後、蓮如上人が北陸の地に御巡錫された文明年間、第六世教信房信願に至って浄土真宗に帰依したと伝えられる。

第十世廣智房了智の時、貞享五年(一六八八)九月二日本願寺より入報寺の寺號の公称並びに本尊阿弥陀如来尊像の安置御免の御達示を、宝永二年(一七〇五)には飛簷御免、文政六年(一八二二)には余間御免、また宝永四年(一七〇七)九月三日には聖徳太子七高僧御影を下附され、正徳元年(一七一一) 六月二十日、阿弥陀如来木佛本尊の申替え及び御開山様御影を受けて現在に至ると、伝えられている。
近代にはいり、明治十三年火災により全焼したが御本尊や一部仏具は焼失を免れ、門徒の懇念により、明治三十年末頃に名工:針山文吉棟梁により本堂が再建された。

元々は下寺二ヶ寺と五箇山平村に代々道場役を務める二軒の役僧家があったが、下寺一ヶ寺は昭和初期に廃寺、残る一ヶ寺も独立し、現在は、一山一ヶ寺となっている。平村の役僧家も寿川の一軒は廃業し、下出の一軒を残すのみとなっている。近年では、昭和三十四年に連如上人四百五十回大遠忌法要を、昭和四十七年には親鸞聖人七百回大遠忌法要を厳修、平成十三年には、即如門主(当時)御巡教の際お立ち寄りいただき記念行事を開催、また、平成二十五年には親鸞聖人七百五十回大遠忌法要を厳修している。

<年間行事>

日程調整中 永代祠堂経法要
11月第2土曜日・翌日曜日 報恩講
盂蘭盆会、除夜会、修正会
気軽にお立ち寄りください。事前にご一報いただければ助かります。