信末山 本敬寺[住所] 〒939-1675 富山県南砺市祖谷510 <沿革・歴史> 養老年間(717~723年)秦澄大師が医王山に開いた際に、集まった修験者の1人「性空」が阿闍梨の位を授かり医王山麓に「元明寺」を創建する(元正帝年間715~724)。これが本敬寺の始まりといわれる。その後八尾、利賀谷、奥飛騨、五箇山、城端と移動し、寛文10年(1670)490年ぶりに医王山祖谷に戻る。 当初法相宗に近い宗派に属していたが、3代目「道専」より天台宗へ改宗。18代「教念」が流転の末白川郷鳩ヶ谷にたどり着き、照蓮寺の善俊に迎え入れられ浄土真宗に改宗。教念は飯島に道場を建て、照蓮寺より「専乗」(娘婿)を迎えた。照蓮寺の善俊が後鳥羽上皇の皇子であることから、寺紋は菊の花を取り入れた紋章としていたことから、専乗も寺紋を「菊に双葉」の文様と定め、本敬寺の寺紋として現在に至っている。 本敬寺に伝わる秘仏 |
<年間行事>
1月1日 | 修正会 |
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6月22日 | 聖徳太子御忌 |
7月下旬~8月上旬 | 永代祠堂経会 |
11月1日、2日 | 報恩講 |
12月31日 | 除夜の鐘 |